どうも、健康マニアのかずいち(@SKE0829)です。
「食事と運動の効果は相互に影響しあう」ことはけっこう知られていることですよね。
今日は運動の効果をより早く、そして確実にしてくれる栄養・食事法の本をご紹介します。
著者の岡村教授は筑波大学大学院体育研究科修了後、大塚製薬研究員を経て大阪体育大学大学院教授となりスポーツ栄養学・運動栄養学の専門家として活躍されています。編著書には栄養学に関する本が多数あります。
この本では、スポーツ栄養学の基礎から「食事」で運動の効果は変わるのか?等を豊富な研究結果とともにわかりやすく説明してくれています。
本で紹介される知識は豊富ですが、この本を読んですぐにダイエットや運動効果を高めようと思うと少々難しいかもしれません。
なぜなら、その知識を自分の目的のためにどうすればよいのか、ということを落とし込む必要があるからです。
さて、この本で1番気になったのがこれ。
太っていることは問題ではない。体力が問題である。
体格と心肺能力の組み合わせと生存率
太っている人は長生きしないというのは何となく分かります。
でも、心肺能力が低い人(=体力のない人)も長生きしないんです。
そして、太っていても体力のある人は長生きするんです。つまり、長生きするには太っているかどうかよりも体力があるかどうかが重要です。
ここで気になるのが体力の有無ってどうやって判定するのかということ。
心肺能力(=体力)測定方法
トレッドミル(=ランニングマシン)を使い、下記方法で測定します。
- 最初の1分は傾斜なしで、やや早歩き(分速88m=時速約5.3km)。
- 1分経過後傾斜2%にし、以降1分ごとに1%ずつ増加させる。速度は変えない。
- 25分経過後は傾斜は増加させずに速度を上げていく。1分ごとに分速5.5mずつ増加させる。
簡単に言うと「15〜20分以上、やや早歩きで上り坂を歩ける」と体力があるということ。
まとめ
実際にジムで心肺能力測定をやってみたけどけっこうキツイ。
僕の判定結果は、低・中・高のうち「中」でした。
これができればそもそも太ってないだろうなんて思ってみたりもしました。