仕事で失敗はしたくないです。しかもうちの会社では減点主義(だと思われる)なので、できることなら失敗は避けたいです。
でも、いわゆるグローバル企業ではその失敗さえも肯定的に捉えるようです。
そんな失敗に関する本をご紹介します。
一流のグローバル組織では、失敗した人が高く評価される。
これはグローバルだからではなく、一流だからだと思いました。でも、一流でもただ失敗しましただけではダメです。
失敗から学べる人、そして、失敗しても立ち上がり、挑戦し続ける人
挑戦し続けられるか、立ち直る行動がとれるか?これが重要です。
私は自分に対して納得のいかない評価の時、再度挑戦できなかった過去があります。拗ねるというか、少し腐りました。今思えばもったいない時間を過ごしました。どうしてあの時再度挑戦しなかったのか?今でも悔やまれます。
失敗した時どう対応すべきかも書かれています。
事業が失敗すると、犯人探しと責任のなすり合いが始まる。そんな時、黙っていたら、全部、自分の責任にされてしまう。
自分からすぐに情報発信していくことが必要なのだ。誰よりも早く、状況を関係者に説明してまわるのだ。早めに関係者や上司に自分の立場を弁明するか、今、自分がどう対処しているか説明するのだ。
失敗しても自分の非は敢えて認めない。そのかわりに今こういう対応をしていると説明するのだ。
「非を認めずに弁明する」というのがどうも違和感を感じながら読んでいたのですが、ブログを書いていてわかりました。
私は失敗というと手を抜いた結果と考えますが、そうでは無いのです。
手を抜いて失敗すれば、弁明はただの言い訳ですし、失敗を隠そうとする行為です。
全力を尽くして失敗した場合、その状況を弁明する事は決していい訳ではなく打開策を模索しているのです。負い目を感じることはありません。
まとめ
全力の結果の失敗(望まない結果)は失敗ではないのではないか?
確かに満足のいく結果ではないかもしれないけど、その振り返り方によっては再挑戦の権利が与えられる。
そして振り返ることによって二度目の失敗の可能性は低くなる。これは、全力だからこそ許される失敗です。
つまり失敗したかどうかではなく、全力を出したかどうかが重要なのです。