あなたが出世しない理由。
冒頭から失礼しました。自分へあてた言葉です。
サラリーマンなら出世したいですよね。今の若い人はそんなこと無いのでしょうか?
私はしたい!
でもいま40代、「したかった」になりつつあります。そんな私が入社時に読んでおけばよかったなと思った本をご紹介します。
本書では出世した人たちの考え方や習慣が紹介されています。
その中でも特に自分に欠けていたもの。
「上司の上司」の視点で考えている
「上司の上司」とは、すなわち経営層です。その経営層の視点で物事を考えるということです。
大企業でも、中小企業でも出世するとは、一歩ずつ経営層に近づくことです。
これ頭ではわかるんですけど、なかなかできないんですよ。だって、めんどくさいし…
担当者としてはやりたくない。現状維持がイチバン楽。でも、経営視点でみれば必要。
どうするか?
なんとなくできない・しない理由を並べてやらないようにする。
ハイ、ダメです。こんなことしてたら。出世しません。
「出世したい」からやりたくないけどやらなきゃと思うから、めんどくさいと感じるのでしょうね。
担当者としてやってきて、(担当者がめんどくさくても)こう改善した方がいい!とか思って行動していくとホンモノですよね。
いずれにしても、私は面倒だったので、目をそらしてきました。
一応、私もそう考えて行動し、結果を出した時期もありましたが、それが評価に結びつかず腐りました。
これもダメです。
上司の弱みを探し、フォローしている
上司の良いところを学び、弱みをフォローする。これがイチバン結果に結びつく。
いやぁ、これイチバンできません。
能力の低い上司にあたると感情的には許し難いです。
「そんなんで、なんで上司なんだよ!」って心の中で叫びます。顔にも出します。
ハイ、ダメです。こんなことしてたら。出世しません。
上司である以上、少なくとも私より優秀です。
それに上司も人間です。欠点の1つや2つあります。ましてや優秀すぎたら、こっちが出世する余地がありません。
無能な上司に仕えたら、出世のチャンスです。
定期的に能力の棚卸ししている
環境変化を分析し、自分がどう変わるかを分析している。
こんなこと考えたことないですね。
好きな仕事をなんとなくしてきたら、こんな歳になりましたって感じです。
しかも、その業務は時代にアンマッチで当社内でもニッチ業務です。
自分の能力を定期的に棚卸しし、仕事環境に照らしながら伸ばす能力・補う能力を考えていけば、また違った道に進んだかもしれません。
気づき
いまさらどうこういっても、過去は変えられません。
変えられるのは、自分と未来だけです。
まだまだサラリーマンは続きますので、いま気づいただけでもラッキーです。