セルフ・コーチングは「システマティックに内省し、建設的に考える習慣」と説いている本を読みましたよ。
今回読んだ本は、京都芸術大学教授の本間正人さんとAIコンサルティング・ジャパン代表の松瀬理保さんが書いた本です。
本間正人・松瀬理保『セルフ・コーチング入門 第2版』(日経文庫)
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 37,809
本書は下記のような構成です。
- 自分自身をコーチングしてみよう
- 陥りやすい五つの思案の罠
- セルフ・コーチングのアプローチを「WISDOM」モデル
- ケーススタディ
- 自分を見つめるワークシート
本書で気になったことや参考にしたいことをご紹介。
セルフ・コーチングって何?
セルフ・コーチングとは「自らの自発性によって、問題を解決し、目標を達成していくための心内対話」です。
問題解決能力との違いは、セルフ・コーチングは「自分に問いかける力」であり、問題解決能力は「問いに対して答えを見つける力」です。
セルフ・コーチングでは質問のよしあしが非常に重要ですが、問題解決の場合問題の是非は問わず、その問題をいかに解決するかが重要です。
セルフ・コーチングのメリット
- 自分のことは自分が一番よく知っている
- 自分のことをどう説明してよいか悩まずにすむ
- 自分の秘密を他人に知られない
- いつでも、どこでも実行できる
- コーチとの人間関係を心配しなくてよい
- 論理が飛躍しても責められない
- セルフ・コーチングは無料
セルフ・コーチングのアプローチ WISDOMモデル
Will 志を立てる
Image 成功のイメージを描く
Source エネルギー源を探す
Drive Map 成功までの地図を描く
Operation 行動に移す
Maintenance 習慣化への努力
なぜ自分はそれをするのか?それを考え抜いて、明確な意志を持ってスタートするのが大切。
このように自分自身の中から「知恵・叡智」を引き出し、行動を持続していくために上記6つのステップで進めていきます。
ただただ、独りで考えることがセルフ・コーチングではないんですね。
良質な質問で自分自身にある叡智を引き出す。なんだか高尚な作業です。
これを使ってダイエットと英語をセルフ・コーチングしてみようかな。
最後までお読み頂きありがとうございます。