僕たちは逆境にある相手に対してついつい「がんばれ」と言いがちですか、そうではないんですね。
厳しい現実の中で、相手がくじけることなくがんばっていることを認める言葉「がんばっているね」が必要と説いている本を読みましたよ。
今回読んだ本は、日本ほめる達人協会理事長の西村 貴好さんが書いた本です。
西村貴好『『泣く子もほめる!「ほめ達」の魔法』』(経済界新書)
経済界
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本書は下記のような構成です。
1章 「ほめる」という選択が人生の扉を開く
2章 日常が感動の舞台になる
3章 ヒーローをつくる人が真のヒーロー
4章 感謝の力で現実を動かす
5章 「笑顔にする」魔法が身につく
6章 成長のビッグバンに立ち会おう
7章 「聴く」という表現で魅力を伝える
8章 「思いがけない涙」をともに味わおう
本書で気になったことや参考にしたいことをご紹介。
「教えるつもりが教わった」のが最善の教え方
教えるためには自分の知識や経験を伝えられるように整理する必要があります。それだけでも十分な学びになるし、教えることで知識を再確認し無知の知に気づけます。
僕も読んだ本をこうやってブログに書くのはアウトプットすることで知識をみにつけることを目的としています。
性格に暗い明るいなんてない。自分をまわりにどう表現するか。それが性格になっていく。
生まれつきより意識と表現。びっくりするほど人って変わる。
感謝は最高のほめ言葉。小さな事実を添えればもっといい。
「毎日笑顔で(事実)ありがとう(感謝)」
「泣き虫」は自分が悲しいときに泣く。
「涙もろい人」は人が悲しいときに泣き、人が感謝しても泣く。
涙もろいと恥ずかしい。だけどひそかに幸せだ。
書いてほめるを伝えよう
ほめるときまずは口頭で伝えようと思っていますが、書いて伝えるのもいいです。書いてほめるポイントは3つです。
①具体的なエピソードを入れる。②相手の行動がどう役立ったのか伝える。③感謝を添える。
ちょっと恥ずかしいけど書いて伝えるのもいいですね。やってみよう。
ほめ達は勝ちを発見する
ほめるとは次の3つと説いています。
①「人」の価値を発見し伝える。②「モノ」の価値を発見し伝える。③「出来事」の価値を発見し伝える。
ほめるのって難しいってよく聞きますがこれを意識すれば気軽にできそうですね。
態度を先に決めてから人と会う
初対面の人と会うときのポイントは「態度を決めてかかる」です。「この人は私のことを好きになる」と決めつけてスタートするんです。
話しかけて嫌な顔されたらどうしようとか考えがちだけど、決めてかかるといいかもしれません。
僕も以前は声をかけるのって苦手だったけど、最近は気軽に声をかけれるようになってきました。
知らない間にこんな考え方をしてたのかな?
相手をほめるって相手のためではなく、むしろ自分への影響のほうが大きい気がします。
ほめることで人間関係が良くなり、幸せな人生をおくれると思うんですよね。
最後までお読み頂きありがとうございます。