「ランニングを長く楽しんで続けられる人」と「仕事ができる人」には、多くの共通点があると説いている本を読みましたよ。
今回読んだ本は、パーソナルコーチングシステム「Team AOYAMA(チームアオヤマ)」代表の青山 剛さんが書いたこの本です。
青山 剛『仕事ができる人の「走り方」』(日本実業出版)
本書は下記のような構成です。
- あなたはなぜ、走りたいのですか?
- 仕事と両立させるための「走り方」のコツ
- ストレッチでカラダと頭をほぐす
- カラダに「スイッチ」を入れるためのメソッド
- 無理なくマラソンを走り抜く方法
- 仕事ができる人が実践しているランニングトレーニング
本書で気になったことや参考にしたいことをご紹介。
走る「目的」を考えてみよう
自分にとってランニングはどのような位置づけなのかを明確にしておく。「目的」と「目標」は違うにも関わらず、混同している人が多い。
「マラソンで4時間を切る」は目的ではなく目標。
「ランニングで痩せる」も目的ではなく目標。
目標を立てる前に目的を考えよう。何のために走るのか?
僕の走る目的は……?痩せる……?これは目標。
痩せてどうしたいのか?これが目的。どうしたいんだろう?
すべてのランナーに共通する成果を上げるための公式
目標は異なれど、目標達成に向けてのトレーニングは公式は一つ。
「A(正しい走り方) × B(練習量) = P(パフォーマンス)」
多くの人がいきなり自己流で始めて「A」ができていない状態で「B」ばかりにこだわる。
成績を上げている人は、その仕事を効率よく行ううえでどうすればよいか「自分の正しいフォーム」をしっかり身につけている。
コントロールできることだけに集中する思考回路をつくる
やるべきことをしっかりとやり続ける。自分のコントロールできないことに対しては悩まず、コントロールできることに集中する。
走ることや仕事、何事にもかかわらず、できる人は違う。そんな人の考え方が分かる本でした。
最後までお読み頂きありがとうございます。